フリーGISで既存店の人口を把握する

2015.11.20 投稿

ニコラス スワントンシニアコンサルタント

以前、フリーのGISである「jSTATマップ」をご紹介しました。

https://jstatmap.e-stat.go.jp/gis/nstac/

 

今回はもう少し踏み込んだ活用の方法をご紹介します。

 

まずは実際にこのツールで統計データを取得して人口や世帯数がどのくらい

エリアに居住しているのか把握します。

 

データは同心円の中、全体どちらも把握可能

 

今回は既存店の統計データを把握するという前提で進めます。

まずは既存店のプロットをしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店舗が多い場合は店舗名称と住所があれば読み込むことで

自動で店舗位置をGISがセットしてくれます。

情報量が多い場合はこの方法が有効でしょう。

 

統計データタブをクリックすると「グラフ選択ウィザード」が出てきますので

ここから自身が取得したいデータを選択します。

小地域とは丁目レベルの単位で、メッシュとは1㎞四方の四角の単位です。

尚、H22とデータは5年前ですが国勢調査は5年に1回であり、最新の調査はまだ

結果が出ておりませんのでこのデータを使うことになります。

今回は人口のみですが、世帯数や事業所数などのデータもありますので

複数取得したい場合はこの時点で色々なデータを選択しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に取得する範囲を求められますので単位を選びます。

今回は既存店の現状把握という設定ですのでエリアを選択します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで集計開始をクリックすると各既存店の同心円の中の統計データを取得することができます。

出力したグラフの名前を右クリックするとグラフプロパティが出てきますので

このプロパティで色やランクを設定することができます。

デフォルトではランク種類が「件数均等」になっておりますが

ランク差指定にすることで5000人区切りなどに設定することも可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果はCSVファイルとしてエクスポートできるので分析ファイルとしても使える

 

 

最後に抽出した結果をCSVファイルでエクスポートすることで分析にも使えるファイルが完成します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでは人口数以外にも男性人口数、女性人口数、事業所数を取得してみました。

ここに既存店売上を挿入することで売上が高い店舗と低い店舗との統計データ上の傾向を見る事ができます。

フリーということでデータ量が少ないのが欠点ですが、まずは簡単な人口データで

全体の傾向を見るだけでも現状把握をするという観点で良いと思いますので

早速チャレンジをしてみてください。

 

次回は顧客データを使った活用方法をご紹介したいと考えております。

 

 

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