自力でも探せば意外とある中国の統計データ:アモイ編

2015.09.15 投稿

楠本 貴弘マネジャー

いよいよ2015年の国勢調査が始まりましたね。

前回の2010年の時はドキュメントでしたが、今回よりネットでの実施も可能になりました。

私も早速、ネットで実施しましたが機能もしっかりとしており

ドキュメントより非常に楽でした。出店されている企業の皆様は普段お世話になっている

統計データの元になりますので、是非実施をお願いします!

 

さて、日本では人口や世帯などが纏まっている国勢調査の他に

小売業などのデータを集計している商業統計、事業所関連のデータを集計している事業所

統計(現在は経済センサスに集約)など様々なデータ類が存在しており、出店判断の際の

事実データとして活用ができます。

 

では海外の場合はどうでしょうか?

私自身、現在中国などに出店している企業様のサポートをしており、

色々とデータ取得で日本と同じようにいかず苦労しております。

 

➢中国は日本同様統計局にデータが存在する

 

GDP自体が実態と違うのではないか、人口は実はもっと多いのではないかと

数値に関して色々な噂のある中国ですが、出店をする企業様で困るのは

判断をする為の人口データ類が日本同様の細かい単位で見つからないことでしょうか。

 

私も始めたときは同じ考えで、さてどうやって商圏データを紐づけさせようかと

思いましたが、各自治体の統計局を探すと意外と細かい単位の人口データが

出てきます。

 

まず中国では日本同様2010年に全国の人口を調査しております。

日本のように種類は多くないですが、無いよりはましです。

 

じゃあ、このデータがどこにあるのかというと各自治体の統計局HPに

「2010年 第六次全国人口普查主要数据公报」という名前でデータが存在することが

多いです。

多いですと書いたのは、公表は各自治体の裁量に任せているのか公表の仕方が

自治体によってバラバラであるからです。

 

ちなみに国家単位の統計データは「中華人民共和国国家統計局」にアクセスすると

色々なデータが存在しております。英語対応も可能で、アクセス制限もほぼありません。

http://www.stats.gov.cn/

 

街道までは確実に、社区も自治体によってはデータとして存在する

 

中国の行政区分は日本より少し複雑ですが、私が現在分析している福建省なら

「省」の下に「市」、「区」、「街道・鎮」、「社区」とどんどん面積が小さくなっていきます。

恐らく区までは皆様も把握しているでしょうけど、調べると自治体によっては「社区」まで人口が出てきます。

※ここでいう人口は常住人口であり、戸籍人口ではありません

 

ちなみに以下が福建省アモイ市の各地区の人口データです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出典:廈門市統計局
http://www.stats-xm.gov.cn/tjzl/tjgb/zxgb/201106/t20110610_18534.htm

 

次に各区に存在する街道・鎮のデータです。

尚、同安区だけ数値がざっくりしているのはこの区だけ

統計局HPに人口の纏めデータが無かった為です。

収集は各街道・鎮の統計局HPに掲載されている概況からとっています。

※1 人口は2010年当時のものです

※2 参照元の情報不足によってアモイ市の公表している総計と若干ズレがあります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらのデータを収集するときはブラウザーは「IE」で検索は

「百度」を使用してください。

特にGoogle関係のツールでは中国の「金盾」によって

アクセスさえできない場合があります。

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