顧客誘導施設 大規模小売店のランク付け

2015.11.18 投稿

ニコラス スワントンシニアコンサルタント

顧客誘導施設、いわゆる磁石にはランク付けが必要です。

自社・自店舗にとっての磁石とは何かと同時に磁石にランク付けを行い、

売上との関係を調べることにより、磁石の意味と必要性が見えてきます。

 

大規模小売店なら全て磁石ではない

例えば同じ大規模小売店でも「百貨店」、「SC=ショッピングセンター」、

「GMS=総合スーパー」、「DS=ディスカウントストア」、「HC=ホームセンター」、

「SM=スーパーマーケット」とでは、磁石の質が全く違います

(来店するお客様の目的・客層・単価が違う)。

また、それぞれの磁石の売上規模によっても磁石の意味(量)が全く異なります。

 

表「大規模小売店のランク付け」は標準的に小売磁石のレベルを分類している表で、

表頭に売上規模(売場面積)・表側に磁石の種類を表し、さらに各5段階で評価レベルを

表しています(SCで売上規模が200億以上の場合:25C/G)。

各社チェーンの業種・業態ごとに分類定義することをお勧めします。

また、競合を勘案して使用する必要もありますが、磁石と売上との関係はわかるはずでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各社のターゲット層を参考に磁石を特定

 

方法は、各社の磁石を特定し、売上との相関関係から説明のつくように分類し

ランク付けを行います。大規模小売店といっても色々なタイプがありますが、

百貨店やSCなどは、あらかじめ何かを買おうと決めて来店する人は少ないでしょう。

それに比べGMS・HCなどは、一定の目的をもって買い物に出かけます。

SMなどは特にその目的性が高いといえます。

このような点からも、中小小売・飲食・サービスの売上に関係する

可能性が高い磁石はどれかが明確になってきます。

 

磁石に近いほどポテンシャルを多く吸収する

 

磁石を捉える場合に大切な点がもう1つございます。それは、磁石と店舗

との距離の関係です。磁石に近ければ近いほど、店舗としては磁石の持つポテンシャルを

より多く吸収する可能性が高まります。その分類区別の仕方は

表「磁石との距離」のように行います。

 

磁石との距離と磁石の規模で評価します。磁石規模と磁石売上とは

非常に高い相関を示すため磁石売上による分類でも良いでしょう。

このように磁石との関係は売上を説明するためには必要不可欠なものであるといえます。

 

 

 

 

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